つぶやきます


平成22年8月までのつぶやきより

表具(掛軸、額)について



 日頃より私共のホーム・ページを御覧戴きありがとうございます。
平成11(1999)年12月にホームページを開設以来、全国のお客様から
の御質問、御依頼や同業者様からメールをはじめとする多岐にわたる御
連絡を頂戴しました。

 日本画や書を表装して飾りたいが、我が家や事務所には床の間がない。
何か提案をとか、お客様が仕事から帰宅してくつろぐ洋間を古来からある
日本の侘び寂びの中で落ち着ける空間に、椅子の生活のまましたいが・・
・など、和風インテリアに対するお問合せも多数いただきました。

 確かに掛け軸は、大和仕立てですと洋間に掛けると違和感がありますが、
「表具」のページに御紹介しました「丸表具」や「筋分け」はいかがでしょうか。
 
 他にオリジナルにアレンジした掛け軸(創作表具)も御提供できます。
スペイン在住の方で帰国された際に部屋の写真をお持ちになり、その部屋に
合うように、日本文化の香りが漂うタペストリー風の掛け軸に装し御提供させ
ていただきました。

 額装は、洋間に飾る場合、手っ取り早いのですが、収納時に邪魔になり、
やはり巻物の方がとの御注文が多いのも確かです。洋額は年中飾りっぱなし
が多いのですが、和額は日本の四季と同様に年中掛けることができるものは
限られます。そこで、収納の問題がでてきます。正月にお月見の絵や書は、
あまりにも寒々しいですね。創作表具は斬新で新鮮な感覚を与えますが、
飽きます。これからの私の勉強課題です。










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